9/25/2013

Excel。一行空きのデータを合計するテクニック SUM関数とISODD+ROW関数


Excel。一行空きのデータを合計するテクニック

SUM関数とISODD+ROW関数

仕事場で一行空きのデータを合計するのが、
面倒でどうにかならないかな?と、
お話がありまして、
確かにSUM関数で、飛び地をCTRLキーでチマチマ、クリックするのも確かに面倒ですね。

ということで、今回は、一列作業列を追加しますが、簡単に合計する方法をご紹介。
下記のようなデータをご覧ください。

金額を合計したいわけですね。本来ならば、こういう表の作り方はよくないわけです。
個数と金額を別々の列にすれば、何も困らないはずですね。
ただ、愚痴をいってもしかたありませんね。
現場レベルではよくあることです。

アイディアとして、
奇数行なのか偶数行なのか判断して、計算対象でないようにすればいいわけです。
なお、この行はROW関数を使うので、行番号です。
また、計算対象外にするということは、ゼロにすればいいわけですね。
で、ここで、IF関数を考えちゃうのですが、
長くなってしまうので、
今回は

ISODD関数

を使用します。
このISODD関数は、イズオッド関数と読みます。
この関数は、奇数の時はTRUEを偶数のときはFALSEを返す関数です。
そして、ここでポイントとなるのが、
Excelは、TRUEは0。FALSEは1を返します。
すなわち、奇数行か偶数行かを判別して、
その結果に数字をかければ、偶数行はゼロになるわけです。

それでは、さっそく作ってみましょう。
まず、D列に計算行を作っていきます。
D4をクリックして、ISODD関数のダイアログボックスを表示します。

数値には、手入力で、ROW(C4)と入力して、OKボタンをクリックします。
数式バーには、

=ISODD(ROW(C4))

が完成していますが、数式的には未完成ですね。これに、C4を掛ける必要があります。
すなわち、数式バーは

=ISODD(ROW(C4))*C4

この式をオートフィルで8月5日までCOPYします。

ここまで、算出できれば、あとは、オートSUMボタンで、簡単に合計を算出することができますね。
結果は、