3/05/2015

Excel。Graph。縦棒グラフに自動的に平均値の線を引くにはどうしたらいい?


Excel。Graph。
縦棒グラフに自動的に平均値の線を引くにはどうしたらいい?

集合縦棒グラフ+第2軸応用

今回ご紹介するものも、現場レベルからの質問でして、集合縦棒グラフがあって、
そこに平均値の線を引きたいのだけど、印刷なら手で線をひいちゃうけど、
Excel上だと、図形の線で描いても数値とずれているように見えるし、
何かいい方法はありませんか?というリクエストでした。

確かに現場では、いろんなことが必要、やりたい、という事が発生しますよね。

これもその一例。

実は、ちょこっと、知っていると比較的簡単にグラフを作成できるのですが…
正直な所、あまりご紹介したくないテクニックなんですが、もったいぶらずにご紹介をしてきます。

さて、どのようなイメージなのかと言うと、完成したグラフはこんな感じ。

赤線が平均値ですが、これは、図形の直線で引いたわけではありません。
数値に連動しておりますから、数値が変わって平均値も変われば、上下します。

では、下記の表があります。

このままでは、希望のことはできませんので、
D列にC9に算出している平均値を絶対参照で参照する数式を作っていきます。

D3には、=$C$9と入力してオートフィルハンドルを使ってD8まで算出しましょう。

要するにグラフを作るためのダミーデータを作るわけです。

では、B2:D8までを範囲選択して、集合縦棒グラフを作成してきましょう。

挿入タブの縦棒にある、集合縦棒をクリックすると、下記のようなグラフが作成されます。

分かりやすいように、凡例を下に移動して、少しサイズを大きくしてみます。

デザインタブの凡例から凡例を下に配置をクリックすると、凡例が下に移動します。

また縦(値)軸の最大値を100に変更しておきます。

縦(値)軸の上でダブルクリックをするか、デザインタブでグラフの要素の中から、
縦(値)軸を選択して、選択対象の書式設定をクリックします。

軸の書式設定ダイアログボックスが表示されてきますので、

最大値を固定にして、100と入力して閉じます。
グラフはこのようになりましたね。

では、いよいよ、平均を直線に変えていく作業に取り掛かります。

まず、平均値を折れ線グラフに変更しますので、どの平均値でもいいので、
赤色の棒グラフをクリックして、デザインタブのグラフの種類の変更ボタンをクリックします。

すると、グラフの種類の変更ダイアログボックスが表示されますので、折れ線グラフを選択して、OKボタンをクリックしましょう。

平均値が直線の折れ線グラフに変わりましたが、両脇に空間があって、
見栄えもよくないですね。

縦(値)軸につけるように平均値を動かすには、
横(項目)軸をアレンジしてあげればいいわけです。

ただこのままで横(項目)軸をアレンジすると、点数の棒グラフにも影響が出てしまいます。

ここで、ポイント。複合グラフ。ご存知ですか?ABCグラフの作り方などでご紹介しておりますが、
複合グラフのテクニックをいれていきます。

すなわち、【第2軸】を登場させます。


では、グラフの要素から、系列”平均値”を選択して、選択対象の書式設定をクリックします。

データ系列の書式設定ダイアログボックスが表示されましたら、
系列のオプションから第2軸を選択して閉じるボタンをクリックしましょう。

第2軸が右側に表示されましたがこちらも、最大値を100にしますので、
第2軸縦(値)軸の上でダブルクリックをするか、デザインタブでグラフの要素の中から、
第2軸縦(値)軸を選択して、選択対象の書式設定をクリックします。

固定にチェックをして、最大値を100と入力してから、閉じるボタンをクリックしましょう。

ただ、せっかく100にしたのですが、左右両方共の軸を出しておくとわかりにくいので、
第2軸縦(値) 軸は表示しないようにします。

すると、第2軸は非表示になりました。

ここまでくれば、あと一息です。
今度は、レイアウトタブの軸の第2横軸から【ラベルなしで軸を表示】をクリックします。

これは、折れ線グラフを交点0から描くときに使うテクニックですね。
グラフは見た目、変わっておりませんが、第2軸横(項目)軸がグラフ要素に登場します。

これを使いたい訳です。

では、この第2軸横(項目)軸を選択して、選択対象の書式設定をクリックします。

軸の書式設定ダイアログボックスが表示されましたら、軸位置を目盛にチェックを付けます。
閉じるボタンをクリックします。すると…

これで、完成しました!

試しに、織田さんの点数を80点にしてみましょう。平均値もかわりますので、
連動して変わりますよね。

自分で直線をひくと、こういう訳にはいきませんよね。


このようにグラフには、アイディアによって様々に表現することが可能になっています。
こういうのは、企業研修でもあまり、ご紹介することはありませんね。

他にも色々グラフに関してテクニックがあるんですよ。