8/27/2016

Excel。CHECK。表のチェックがわかるように一覧表に変換したい。


Excel。表のチェックがわかるように一覧表に変換したい。

<INDEX+MATCH関数>


今回は、一人ひとりに一つの○がある表がありまして、それだとわかりにくいので、
一覧表にしたいというものなのですが、
イマイチ、何をどうしたいのか?
というのがわかりにくいと思いますので、次の表をご覧ください。

健康診断日の実施日の表があります。

スタッフがいつ、健康診断を受診するのかが、わかるように、”○”が入力されています。

本当の表は、スタッフさんが多くて、
この○を確認して、スタッフがいつ受診するのか?がわかりにくいので、
右側にあるように、スタッフさんの名前と受診日が入力されている表を作りたいというのが、
今回の目標の表なのです。

確かに、一人ひとり、○があるところをチェックして、
その日を入力するのは面倒ですから、何かいい方法を考えていきましょう。

まず、考え方としては、それぞれの行に○がどこにあるのか?を探させる必要があるので、
MATCH関数を使うとよさそうですね。

そして、日付を入力したいので、日付があるのが、B4:E4。

MATCH関数で場所。
すなわち、列がわかります。日付があるのが4行目なので、
行と列がわかるので、INDEX関数を使うと、うまくいくような気がします。

では、H5をクリックして、INDEX関数ダイアログボックスを表示しましょう。

引数の選択ダイアログボックスが表示されてきます。

INDEX関数は2タイプを選んでから作る関数ですので、
今回は、配列,行番号,列番号を選択して、OKボタンをクリックしましょう。

INDEX関数ダイアログボックスが表示されてきました。

配列には、日付入力されている。
$B$4:$E$4

オートフィルで数式をこぴーしますので、絶対参照を忘れずに設定しておきましょう。

行番号ですが、
ここで、MATCH関数ダイアログボックスを表示して作成していきます。

また、列番号は、省略もできますが、0(ゼロ)でもOKですね。

では、行番号のボックスをクリックして、MATCH関数ダイアログボックスを表示していきます。

検索値には、"○"
検査範囲には、B5:E5
照合の種類は、完全一致ですので、0(ゼロ)を入力します。

そして、OKボタンをクリックして、オートフィルで数式をコピーしましょう。

これで完成しましたね。ちなみに、H5の数式は、このようになります。

=INDEX($B$4:$E$4,MATCH("○",B5:E5,0))


今回使いました、INDEX関数やMATCH関数は、色々使える関数ですので、
少しずつでもいいので、練習すると、実務でも使える関数になるかと思います。

実務で使えそうな機会がありましたら、是非使ってみてください。