1/01/2017

Access。テーブル。性別や都道府県をコンボボックスで入力する方法

Access。テーブル。性別や都道府県をコンボボックスで入力する方法

<Accessテーブル コンボボックス>


Accessのテーブルにおいて、フリガナや住所の入力支援について、書いてきましたが、
今回は、コンボボックスを使って、
入力時に手間が掛からないようにする設定をご紹介してきます。

イメージとしては次のような感じです。

性別で、男性・女性と選択できるようにするとか、

都道府県を選択して入力できるようにするなど、
コンボボックスを使った設定方法を作っていきます。

まず、男性・女性のようにチョイスする件数が少ない場合は、
直接入力して設定するほうが楽ですので、まずは、手入力での設定からやっていきます。

デザインビューに変えまして、フィールド名の性別をクリックしておきます。

フィールドプロパティのルックアップタブにして、表示コントロールが、
「テキストボックス」になっていますので、▼をクリックするとメニューが表示されますので、

その中から、今回は、「コンボボックス」を選択します。

続いて、値集合タイプが「テーブル/クエリ」になっていますので、「値リスト」にしましょう。

最後に、値集合ソースには、
「"男性";"女性"」と入力しましょう。
区切りは;(セミコロン)です。

忘れると、一つの文字になってしまいますので、注意が必要ですね。

これで、コンボボックスを使って、男性・女性を入力できるようになりました。

選択件数が少ないときには、手入力でいいのですが、
選択件数が都道府県のように多くなってきたりしますと、
さすがに手入力でという訳にはいきません。

そこでまずは、リスト一覧用のテーブルを作成します。

T都道府県というテーブルです。

そして、この用意したテーブル、またはクエリを使ってコンボボックスを設定していきます。

では、先ほどのテーブルの続きに戻りましょう。

フィールドの都道府県をクリックして、フィールドプロパティをルックアップタブにします。

表示コントロールが「テキストボックス」になっていますので、
「コンボボックス」に変更します。

今回は、値集合タイプは、「テーブル/クエリ」のままでOKです。

変わるのは、値集合ソースです。値集合ソースのビルドボタンをクリックします。

テーブルの表示ダイアログボックスが表示されますので、
T都道府県を選択して、追加ボタンをクリックします。

コンボボックスで使うフィールドを選択して設定します。クエリを作成する感じですね。

そして、デザインタブの閉じるボタンをクリックします。

SQLステートメント変更に関するダイアログボックスが表示されてきますので、
「はい」ボタンをクリックします。

これで、設定完了です。

なお、
値集合ソースのボックスには、

SELECT T都道府県.都道府県 FROM T都道府県;

と入力されているのが確認出来ます。

このように、簡単に入力支援として、
コンボボックスやリストボックスを設定出来ますので、
用途に合わせて設定してみるといいですね。