3/29/2017

Excel。事務職のデータ分析その3。求めるのは簡単だけど『範囲』は大切【RANGE】

Excel。事務職のデータ分析その3。求めるのは簡単だけど『範囲』は大切

<MAX関数・MIN関数>


様々な分析手法はわからなくても、一般職や事務職でも、
会議資料の一つとして、データ分析用の資料作りをすることもあるようです。

そこで、事務職のデータ分析と題して、ご紹介していきたいと思っております。

【RANGE(レンジ)について】

前回は、【中央値・最頻値】をご紹介しましたが、3回目は、【範囲】。
つまり『RANGE(レンジ)』についてです。

RANGEとは、データが分布してある【範囲】のことです。

この範囲は、そのデータの「振り幅」を表しています。

例えば、毎年なぜこの時期の売上は低いのに、
この時期は高いなど対応策を考えるときに必要になったりもします。

なんか、小難しく書いてしまいましたが、
単純に最大値と最小値を求めて、
その差が【範囲】ということになりますので、
算出そのものは、難易度は高くありません。

では、次のデータのRANGE(範囲)を求めてみましょう。

C列の年齢を降順で並び替えをしてもいいのですが、
データはそのままで、F2にRANGEを算出していきましょう。

RANGEの公式は、最大値-最小値=RANGEですから、
F2をクリックして、MAX関数ダイアログボックスを表示しましょう。

数値1は、C3:C22
OKボタンをクリックします。

ここまでの数式は、
=MAX(C3:C22)

そして、最小値を減算しますので、
-「マイナス」を入力して、次は、MIN関数ダイアログボックスを表示します。

数値1は、C3:C22
OKボタンをクリックします。

ここまでの数式は、=MAX(C3:C22)-MIN(C3:C22)
F2には、51と算出されました。

よって、このデータの振り幅は、51。

つまり年齢差は51歳あるということになります。

数式自体は、関数の初歩の初歩なので、なんら難しくはありませんが、
平均値同様に、このような基本的な関数を使って算出したデータが、
分析するための資料の一つになって行きます。
基本は大事。
簡単な関数をバカにしてはいけないということなのでしょうね。

意外かもしれませんが、このRANGE。

ビジネスシーンにでは、様々なデータの範囲をあらかじめ把握することが出来るので、
その対応策を検討することが可能になります。

このことは、とても重要なコトだといわれております。

ここまで、
平均値を算出するAVERAGE関数
中央値を算出するMEDIAN関数
最頻値を算出するMODE.SNGL関数

そして、
範囲(RANGE)を算出する、MAX関数-MIN関数

と簡単な関数ですが、資料作成には欠かせない関数ですので、
改めてご紹介させていただきました。

次回は、【標準偏差】の算出方法をご紹介していきます。

3/27/2017

今週のFacebookページの投稿 2017/03/20-2017/03/26

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3月20日
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3月21日
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3月22日
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3月23日
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3月24日
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Shift + Tab キーで前のオプションを選択します。

3月25日
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3月26日
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3/26/2017

Excel。表からTOP3のデータを抽出したいけどどうしたらいいの?

Excel。表からTOP3のデータを抽出したいけどどうしたらいいの?

<INDEX&MATCH&LARGE関数>


TOP3の値なんて、
LARGE関数を使えば簡単に算出できるでしょう?と思われるでしょうが、
今回は、次の表からTOP3のデータを抽出したいというのがリクエストなのです。

左側のA2:C12までの表があります。
このデータの中から、E:Gにある、
別表にTOP3までのデータを抽出したいということなのです。

オートフィルターを使ってもいいのですが、
今回は、関数を使って抽出を行ってみたいと思います。

【LARGE関数だけでは難しい】

まず、1位だけならば、MAX関数を使うところですが、
2位・3位はMAX関数ではダメなので、登場するのがLARGE関数ですね。

しかし、このLARGE関数では、売上高のTOP3を算出することが出来ても、
店舗名を抽出することは出来ません。

仮に、LARGE関数で算出した数値を使ってVLOOKUP関数で
店舗名を算出しようとしても、売上高の左側なので、それも無理ですし、
数値が重複していた場合も考慮する必要がありますので、
LARGE関数単独では難しいようです。

そこで、このようなケースでは、INDEX関数が重宝します。

【INDEX関数とMATCH関数のコンビネーション】

INDEX関数は、
どこにデータがあるのかを教えてあげればいい関数なので、
それぞれ、1位・2位・3位の数値がデータの何件目にあるのかを教えてあげれば
データを抽出することが出来ます。

では、どのようにしたら、1位~3位までのデータがそれぞれ、
どこにあるのかを求めるには、MATCH関数を使えば求めることが出来ます。

そこで、今回は、まずはMATCH関数を使って別の列にデータを算出して、
それからINDEX関数を使っていく方法をとります。

E3をクリックして、MATCH関数ダイアログボックスを表示します。

検索値には、LARGE関数をネストしますので、
LARGE関数ダイアログボックスを表示します。

配列には、$C$3:$C$12
順位には、1という数値がある、F3
そして、数式バーを使って、MATCH関数ダイアログボックスに戻りましょう。

検索範囲には、売上高の$C$3:$C$12
照合の種類は、完全一致なので、0
そして、OKボタンをクリックします。

7と算出されました。この表の7件目のデータが1位ということがわかりました。

確かに、秋葉原の480が1位ですね。

では、E5まで数式をコピーしておきましょう。

では、この数値を使って、G3に店舗名を抽出していきます。

そこでINDEX関数を使いますので、
INDEX関数ダイアログボックスを表示します。

INDEX関数は、2種類の引数を持っている関数なのですが、
今回は、『配列・行番号・列番号』を使っていきますので、
選択してOKボタンをクリックします。

配列には、B$3:B$12 複合参照にしてあるのは、
完成した数式をオートフィルでコピーするためです。
行番号は、$E3
列番号は、0
あとは、OKボタンをクリックします。
そして、数式をオートフィルを使ってコピーします。

G3の数式は、
=INDEX(B$3:B$12,$E3,0)

これで、抽出することが出来ましたね。

このように、
INDEX&MATCH&LARGE関数のコンビネーションで抽出することが出来ましたね。

ついでに、数式を一発で算出しようとした場合は、
G3の数式は次のようになります。
=INDEX(B$3:B$12,MATCH(LARGE($C$3:$C$12,$F3),$C$3:$C$12,0),0)

やっぱり結構長い感じになりましたので、
慣れるまでは無理をせずに、
しっかり算出・抽出することを考えていきましょう。

3/23/2017

Excel。マクロ004。バカに出来ない基本中の基本の範囲選択・セル参照【VBA】

Excel。マクロ004。バカに出来ない基本中の基本の範囲選択・セル参照

<VBA>


事務職でも知りたいと思っている人が多い、マクロ・VBA。

前回は、
オブジェクトやメソッドなどのカタカナについてご紹介しました。

そこで今回は、少し進みまして、
マクロ・VBAの基本中の基本であります、
【範囲選択】についてご紹介していきます。

慣れている人からすると、【範囲選択?】。

見りゃわかるじゃん。

となるのですが、そのような方ばかりではなく、
研修の時に意外とココあたりですでに、
トラブルになってしまう方が結構いらっしゃるんですよ。

なぜ、基本中の基本なのかというと、
Excelは、範囲選択をしないと始まらないからです。

要するにターゲットに対して指示するわけですから、
その範囲選択が出来ない、設定を忘れたとなると、ちゃんと動いてくれません。

実はココイラあたりに、
事務職系の方がマクロ・VBAが上達しきれないポイントが潜んでいるのですが…

では、まずはRangeプロパティからご紹介していきます。

【Rangeプロパティ】

オブジェクト.Range(“セル番号”)
という形なのですが、次のように記述します。
セルB3 ならRange(“B3”)
セルB3:C8ならRange(“B3:C8”)

iという変数と文字結合をあわせて、
Range(“B” & i)としたら、B列のi行目のセル

というように範囲選択することが出来ます。

初心者の方は、
Range(“b2”).Select
というような、一行だけでもいいので、記述してみましょう。

この親戚筋に、
Cellsというのがいるのですが、ごっちゃになる方いますので、
とりあえずは、Rangeだけでいいかと思います。

なぜ、ごっちゃになるのかというと、
Cellsの引数が、行,列という指定だからです。

例えば、
Cells(3,2) と記述すると、B3という意味になります。
なお、Cellsと記述するとシート上のすべてのセルを選択出来ます。

それでは、次のようにVBEで記述してみましょう。

Sub range002()
    Range("A5").Value = "スタッフ名"
    Range("b3:c4").Value = 200
    Cells(6, 1).Value = "内藤"
End Sub

そして実行すると、

まずは、簡単な3行ですが、
どのように動くのかがわかりませんと、
書いてある構文も、書くことも出来ません。

基本が大事です。

【行選択と列選択】

また行選択や列選択の場合には、

行選択は、Rows(行番号)
列選択は、Columns(列番号)

を使用します。

これは、ROW関数・COLUMN関数でお馴染みですので、
RowsとColumnsはわかりやすいかと思います。

記述は次のようになります。

Rows(2) は行2を選択
Rows(“2:4”)は、行2~行4を選択します。
ダブルコーテーションが付きますので、そこが注意ポイントになります。

Columns(2) は列2を選択つまり、B列を選択します。

これではわかりにくいので、
Columns(“b”) と記述してもOKですね。
Columns(“b:d”)と記述すれば、B列~D列が範囲選択出来ます。

3/20/2017

Excel。MEDIAN。事務職のデータ分析その2。中央値と最頻値は大事なデータの一つです。

Excel。事務職のデータ分析その2。中央値と最頻値は大事なデータの一つです。

<AVERAGE関数・MEDIAN関数・MODE.SNGL関数>


様々な分析手法はわからなくても、一般職や事務職でも、
会議資料の一つとして、データ分析用の資料作りをすることもあるようです。

そこで、事務職のデータ分析と題して、ご紹介していきたいと思っております。

そして、今回は、【中央値と最頻値】について改めてご紹介していきます。

前回は、平均値を紹介しましたが、
平均値ではイマイチ状況とマッチしていないケースがあるのです。

次の表をご覧ください。

この顧客の年齢の平均をC23に算出してみます。

42と算出されました。
C23の数式は、
=AVERAGE(C3:C22)

算出させること自体には、問題はありませんね。

単なる、AVERAGE関数で算出しております。

しかしながら、この表の年齢を眺めると、結構年齢が高い人が多いように感じます。
平均値はあくまでも、総和をその総和した数で除算した結果なので、
例えば突出した数値があったりすると、その影響を受けて、
平均値が大幅に変動してしまうことがあります。

これでは、分析としてのデータとしては、偏ったデータになってしまいます。

そこで、全体の中央の値を算出する事によって、
違った角度からデータを見ることが出来るわけです。

平均値も中央値も統計量としての定義は異なるだけで、
統計として正しいとは言い切れませんが、
平均値だけでなく、中央値を示すほうが分析用の資料としてはいいと考えられます。

【中央値を算出してみよう】

それでは、C24に中央値を求めて行きます。

中央値を算出するには、MEDIAN関数を使います。

では、C24をクリックして、MEDIAN関数ダイアログボックスを表示しましょう。

数値1に、C3:C22と入力してOKボタンをクリックします。

C24には、45と算出されました。

なお、C24の数式は、
=MEDIAN(C3:C22)

算出自体は簡単なので、平均値だけじゃなくて、
中央値も資料によっては追記してあげるといいですね。

要するにデータの中央値が45ということで、
全体的に平均値の年齢よりも高い人が多いということがわかります。

【最頻値も求めてみよう】

そしてもう一つ数値を追加するとしたら、【最頻値】も算出するといいですね。
最頻値は、データ内で最も頻繁に登場する値のことになります。

最頻値を算出するもの簡単でして、MODE.SNGL関数を使って算出させます。

C25をクリックして、MODE.SNGL関数ダイアログボックスを表示しましょう。

数値1に、C3:C22と入力してOKボタンをクリックします。

C25には、64と算出されました。

64歳の方が多いので、中央値が平均値よりも高くなっていたことが見えてきますね。

C25の数式は、
=MODE.SNGL(C3:C22)

もし、同率1位がある場合は、登場がいちばん早い値を最頻値としております。

平均値だけではなくて、
中央値とあわせて最頻値も算出することによって、
データを色んな角度から見ることがしやすくなる資料を作ることが出来ますので、
中央値と最頻値を日頃の資料に取り入れてみてはいかがでしょうか?

3/19/2017

今週のFacebookページの投稿 2017/03/13-2017/03/19

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Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

3月13日
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3月14日
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3月15日
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3/17/2017

Access。クエリで平均以上を抽出する方法をご紹介

Access。クエリで平均以上を抽出する方法をご紹介

<Access>


以外に簡単そうに思えて、出来ないものというのがAccessには結構ありまして、
Excelだと平均を求めようとしたら、AVERAGE関数を使うなんていうのが、
すぐ頭に思い浮かぶことでしょう。

Accessにも、Ave関数というのがあることはあるのですが、
今回ご紹介したい内容では、使えない。

で、どのようなケースなのかというと、

次のような顧客ごとの金額合計値を求めた、Q合計クエリというのがありまして、

例えば、金額の合計フィールドで10万円以上とか、
5万円以下ということならば、抽出条件で
>=100000
とか
<=50000
を設定すれば、いいわけでして、

この場合は特に困るコトはないと思われますが、

例えば金額の合計フィールドの平均以上だけを
抽出したいとしたらどのようにしたらいいのでしょうか?

というのを今回ご紹介していきます。

先ほども書きましたが、
Excelだったら、AVERAGE関数なんてことをイメージしたいところですが、
そういうわけにはいかないので、別の方法を考える必要があるのです。

まずは、このQ合計をデザインビューで確認してみましょう。

顧客ごとに集計するために、集計を使い、
金額フィールドの合計を【金額の合計】フィールドとして、
合計で集計してあります。

そこで、今回のように平均以上とかの【平均】の抽出には、
DAvg関数と比較演算子を組み合わせる事によって、
平均以上とかの条件で抽出することが出来ます。

では、早速作っていきましょう。
まずは、クエリからクエリを作成しますので、
F12キーを使って、クエリの名前を付けます。

今回は、Q合計平均以上というクエリにします。

クエリからクエリを作成する場合に、先に名前をつけて置きませんと、
上書きしてしまって、前のクエリが壊れてしまうことがありますので、
注意が必要ですね。

金額の合計フィールドの抽出条件にDAvg関数を設定します。
今回は以上ですので>=をつけますが、ここでAccessがExcelと違うポイント。

それは、絶対に、直接入力。つまり半角で入力する必要があるということです。
全角で入力してしまうと、うまくいきませんので、ご注意ください。

では、抽出条件に次のようにDAvg関数を使って入力します。

>=DAvg("[金額の合計]","Q合計")

これで、OKですので、結果を表示してみましょう。

これで、平均以上という条件で抽出することが出来ました。

このDave関数の引数は、
DAvg(フィールド, テーブル, 条件)となっていますので、
テーブル-フィールドという順番ではありませんので、順番に気をつけましょう。

3/14/2017

Excel。Graph。棒グラフに平均値の線を引く方法。Excel2013版

Excel。棒グラフに平均値の線を引く方法。Excel2013版

<集合縦棒グラフ+第2軸応用>


以前、集合縦棒グラフに平均値の線を描く方法をご紹介しましたが、
Excel2010を使って紹介を載せていたところ、
最近、Excel2013だと、グラフの作り方が変わり、
作り方が良くわからないというお話を聞きましたので、

今回は、改めて、縦棒グラフに平均値の線を引いたグラフをExcel2013で、
作り方をご紹介していきます。

下のグラフが平均線付き棒グラフです。

このグラフの平均値は、図の直線で描いたわけではありません。

そのような手法でもいいのですが、平均値が45.4だったりしたら、
自分で図形を使って描くのは「至難の業」でしょう。

当然、点数が変われば、平均値もかわりますので、
図形の直線を使っては、太刀打ち出来ません。

では、次の表を使って平均値付き縦棒グラフを作っていきましょう。

D列には平均値を求めておきます。

Excelで希望のグラフを作成したい場合には、
そのグラフを作るための表を作成する必要があります。

ちなみに、D3の数式は、

=AVERAGE($C$3:$C$8)


では、B2:D8を範囲選択して、
挿入タブのグラフにある、
複合グラフの挿入から「集合縦棒-第2軸の折れ線」をクリックします。

ここが、Excel2013から変わった点ですね。

Excel2010までは、ボタン一発で複合グラフを描くことはできません。
逆に、Excel2013を使うようになった方で、
旧バージョンのやり方がわかりやすい場合は、それでもOKです。

第2軸の複合グラフが作成出来ました。

グラフタイトルを「平均線付き縦棒グラフ」に変更して、
平均線をダブルクリックします。

あるいは、平均線をクリックして、書式タブの選択対象の書式設定をクリックして、
右側にデータ系列の書式設定作業ウィンドウが表示されます。

平均値が第2軸であることを確認しておきます。

グラフ左側の縦軸をクリックして、最小値と最大値を修正していきます。

軸の書式設定の軸のオプションにある境界値の最小値を0。最大値を100にします。

同じように、
右側の第2軸の縦軸も、境界値の最小値を0。最大値を100にします。

第2軸の縦軸は、主縦軸があればOKなので非表示にしますので、
ラベルにある、ラベルの位置を「なし」に変更します。

これで、第2軸の縦軸は非表示に変わりました。

次に、平均値の横棒を主縦軸から描きたいので、
デザインタブのグラフ要素を追加の軸から「第2横軸」をクリックして、
第2横軸を表示します。


表示された、第2横軸をクリックして、

軸のオプションにある、軸位置を「目盛」に変更します。
これで、主縦軸から描くことが出来ます。

あとは、表示されている第2横軸が邪魔なので、非表示にする作業を行っていきます。

軸の書式設定の軸のオプションの目盛にある、目盛の種類を「なし」に、
ラベルブロックのラベルの位置も「なし」に変更しましょう。

せっかくなので、平均値と集合縦棒にデータラベルを表示させましょう。

点数の集合縦棒をクリックして、
デザインタブのグラフ要素を追加からデータレベルの外側をクリックします。

続いて、平均値をクリックします。

そして、先頭のデータだけを選択します。今回は内藤さんの平均値データですね。

デザインタブのグラフ要素を追加から
データラベルにある「データ吹き出し」をクリックします。

表示された吹き出しをクリックして、修正していきます。

データラベルの書式設定のラベルオプションにある、
ラベルの内容は、系列名・値にチェックをつけて、区切り文字は、
スペースに変更しましょう。

これで、完成ですね。

このようにExcel2013でも、平均線付き縦棒グラフは作れますので、
機会がありましたら、挑戦してみてください。

3/13/2017

今週のFacebookページの投稿 2017/03/06-2017/03/12

今週のFacebookページの投稿 2017/03/06-2017/03/12

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Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

3月6日
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3月7日
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3月8日
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3月9日
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3月10日
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F6 キーでプログラム ウィンドウの作業ウィンドウから
別の作業ウィンドウに移動します (時計回りの方向)。
必要に応じて F6 キーを複数回押します。

3月11日
Wordショートカット。
Shift + F6 キーでプログラム ウィンドウの作業ウィンドウから
別の作業ウィンドウに移動します (反時計回りの方向)。

3月12日
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次のウィンドウに切り替えます。

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3/11/2017

Googleスプレッドシート。Excelからデータをコピーしてみると困ったコトに!

Googleスプレッドシート。Excelからデータをコピーしてみると困ったコトに!

<Googleスプレッドシート>


Googleスプレッドシートをビジネスで使ってみようとした時に、
Excelと異なり、アチコチで困ったことが発生するのですが、
今回ご紹介するのは、困ったというか、ビックリしてしまう現象の一つであります。
ExcelのデータをGoogleスプレッドシートにコピーする。

「はぁ?」

と思われるかもしれませんが、
致命的ともいえる欠陥がありまして、本当に困るのです。

では、下記の表は、Excelで作成した表です。

その表をそれぞれ、Googleスプレッドシートにコピーしてみましょう。

B2:F7の表を説明すると、
2行目とB7の青色は、塗りつぶしで設定しております。

また中央揃えを設定
数値には、三桁区切りの表示形式
格子の罫線

F列と7行目の合計はSUM関数で算出しております。

では、B2:F7を範囲選択して
GoogleスプレッドシートのB2にコピー&ペーストしてみます。

貼り付きましたが、文字の色が黒に中央揃えもなくなり、
格子の罫線もなくなってしまいました。

書式はまた設定すればいいのですが、
三桁区切りのカンマは付いていますが、これ、文字型数値になってしまっていて、
例えば、C9に=C7+2 という数式を作ってみると、

文字型数値なので、左揃えになっています。

しかも、Excelだと、表示形式が継承されるので、
三桁区切りのカンマは数式の結果に付いてくるはずなのですが、
Googleスプレッドシートでは着きません。

さらに、大問題なのが、F列や7行目の数式。

ExcelではSUM関数が設定されていたはずが、
値で貼り付けと形式になってしまっていて、
数式という形ではコピーされておりません。

なので、数式をGoogleスプレッドシートで再度作らなければならないのです。

では、Excelの2番目の表は、見出しにスタイルを設定してあります。

これをGoogleスプレッドシートにコピーしたらどうなるのでしょうか?

ありゃま、今度も文字の色が白色から黒色に戻ってしまいましたね。
Excelのスタイルは関係もダメなようですね。

では、この表に外枠太罫線を設定した3番目の表を
Googleスプレッドシートに貼り付けてみましょう。

アレレ!今度は罫線が描かれていますね。けど通常の罫線で太くはありません。

いったいどうなっているのやら?

なので、
4番目のような複雑な罫線の表をGoogleスプレッドシートに貼り付けてみると、

外枠太罫線や、二重下線が設定されているセルには、
何かしらの罫線が残っているのですが、格子の罫線だけのセルには、
罫線の設定がなくなってしまっています。

つまり、Excelで作りこんだ書式の表をGoogleスプレッドシートにコピーすると、
また作り直す必要があるということなのでしょうね。

最後に、Excelにあるテーブルを、
Googleスプレッドシートにコピーしたらどうなるのかも確認しておきましょう。

この表のB列の曜日は、
A列をセル参照させて、表示形式でaaaを使って曜日に表示形式を変更しております。

A1:C11を範囲選択して、Googleスプレッドシートへ貼り付けてみると。

B列の表示形式はそのまま大丈夫ですね。

しかしB列はセル参照の数式がなくなり、
値の貼り付けになってしまっています。横縞は残っていますが、
当然テーブルではありませんし、見出しは、中央揃えが解除されてしまっていて、
オートフィルタもありません。

単なる【表】としてGoogleスプレッドシートに貼りついています。

このように、ExcelからGoogleスプレッドシートへ移行した時には、
書式・数式ともに確認する必要がありそうですので、ご注意のほど。